
週末の雨には泣かされましたが、
今日は良いお天気

先日出かけた際にふと、駅のポスターで
「暮らしにとけこむデザイン」というタイトルを見かけました。
静岡が誇るデザイナー、芹沢銈介氏の展覧会です。
「暮らしにとけこむデザイン」といえば北欧デザイン、
と思いきやこんな身近なところでも

人間国宝、芹沢銈介氏がデザインした
「いろは…」の文字の風呂敷やお菓子の箱、
きっとあちこちで目にしていることでしょう。
あまりに身近すぎちゃって、今更美術館?という感覚でしたが
意外に斬新、新鮮でした。

これはまるで北欧デザイン

氏は対象物をよく写生されていたそうですが
細かく観察していながら、真髄ではないところをそぎ落としていくと
こうなるのでしょうか。
古今東西、優れた感覚には通じるものがあるようです。

このお皿も好きです。
かわいいじゃないですか


氏が人間国宝に認定されたのは1956年。
1950年代は「北欧で巨匠たちが現役で活躍していた時代なので
お互いに刺激を受けあっていたのかもしれません。
思いっきり昭和かと思っていたら、思いがけず新しい
芹沢銈介氏のデザインをもっと取り入れたくなりました

***** 芹沢銈介美術館 開館30周年記念展Ⅲ *****
暮らしにとけこむデザイン ―デザイナー・芹沢銈介の仕事―
2012年1月4日(水)~5月13日(日)
<休館日>毎週月曜日(1/9、4/30を除く)、1/10、3/21