
旭川2日目は旭川美術館で開かれている
「北欧の美しいくらしLIFE&DESIGN」展と
東海大学旭川キャンパスの「フィン・ユール邸模型展」を
専門家の解説付で巡りました。
実は両方、椅子研究家・織田憲嗣先生の
個人コレクションからセレクトしたものなのです


フィン・ユールのペリカンチェア。座りたい

織田先生が新しくデザインされた椅子を選ぶ時は
その椅子が50年、100年後も受け入れられるデザインかを
考えるそうです。
平凡で無難なものでは飽きる。
奇をてらった色や形でもやはり飽きてしまいます。
選ぶ者の力量が試されるそうです

一方、午後に行ったメーカー
cosine(コサイン)の社長さんのお話。
100年150年前の誰か植えてくれた木を
今、 私たちが使っている。
この木は製品になってもこれから100年もつ。
だからすぐ飽きる、壊れる、使い捨てになるような
物にしてはいけない。
木に携わる人々のそんな思いを直接聞けた私が
お店にいらっしゃったお客様に伝えなくては…

そう思えた一日でした。