サーメの伝統品、ククサとは、白樺で作った
マグカップです。

白樺をきつつきがつついたり、動物が爪で引っかいたりすると
幹の傷ついた部分がこぶ状に硬くなり、木目も複雑に
入り組んだものになります。
そこを、くりぬいてカップの形にするんですね。
表面をきれいに磨いたククサは入り組んだ木目が


ククサを贈られると幸せになると言われています。
フィンランド人ならだれでも一度は使ったことがあるという
ククサですから、「民芸品のおみやげ」ではなく、
一般に広く贈り、贈られているそうです。
自分で買うものではないので、
「だれか贈ってくれないかしら~?

待っているんですって。
赤ちゃん誕生のお祝い、お誕生日、記念日に
フィンランドの暖かい風習を取り入れても楽しいですよね。