古くから愛されている伝統工芸品があります。
その名もダーラナホース。
スウェーデン語ではダーラヘスト(Dalahäst)、
そのものずばり、ダーラナ地方の馬という意味です。
日照時間の短い北国では、長い夜は手仕事の時間。
そもそもダーラナーホースは、そんな夜に造られる
こどものためのおもちゃでした。
馬は林業のさかんな地域ではかかせない大切な存在。
木の端材から造られた馬のおもちゃは
生活に密着した愛される存だったのでしょう。
そんな手作りの馬が世界の注目を浴びたのは
1939年ニューヨークで開かれた国際見本市でのこと。
世界中の国が工業化の技術を誇る展示の中で
シンプルな手作り馬を前面に出した
スウェーデン館が人々の心を捉え、
ダーラナホースはスウェーデンのシンボルとなりました。
FIKAでもたくさんのダーラナホースたちが北欧テイストを
演出してくれています


